「できない」が「できる」に変わる、心の仕組み
皆さん、七夕の願いごとは書かれましたか?
目標を叶えたスポーツ選手などにインタビューをすると、「自分はできる!」と自信を持てることが大事、などという話をよく聞きます。確かに自信を持てればいいのですが、それがなかなか難しい、という人も多いのではないでしょうか。実は自信がなくても、できるようになる方法があります。
それはできないという思い込みをなくすことです。
わたしたちは多くの場合、無意識に自分の能力を抑え、過小評価しています。例えば、こんな例があります。
運動が苦手で、跳び箱が跳べない女の子がいました。何度やっても失敗ばかりで嫌だなと思いながら助走を始めたとき、好きだった男子から「頑張れ~」と声が聞こえてきました。「え⁉」と思った瞬間に、なぜか跳び箱をきれいに跳んで着地していたのです。
これは愛の奇跡でしょうか?いいえ、女の子は「できない」と思い込んでいただけで、本当は跳び箱を跳べるだけの運動能力があった、ということです。好きな男子に声をかけられてびっくりした瞬間に「できない」という思い込みが消え、身体が自然に力を出せたのでしょう。皆さんにも似たようなご経験はありませんか?
心が身体に与える影響はとても大きいです。皆さまもご自身のことを過小評価していませんか?リラックスすることや結果にこだわらないことで、本来の力を発揮できる場合もあります。皆さまの叶えたい目標も、叶える力を持っている前提で捉えてみてくださいね。
